2010年10月に『もんじゅ』では事故が起こってから、何度もこの落下した中継装置の取り外しを試みていますが、今まで全て失敗し、解決の見込みもまったくたっていません。担当の中間管理職が一人自殺したくらいです。しかも、この作業は非常に難しいらしく、もしミスをしてナトリウム火災や原子炉の暴走が起こってしまったとき、今の福島原発が比べものにならないくらい甚大な被害が出る可能性があります。
また、もし取り外しができないという状態になってしまったとき、プルトニウムの反応が完全に終わるまで維持し続けることが必要になります。これは大体50年以上かかるらしく、単純計算で500億×50=2.5兆円以上のお金がかかってしまうということです。しかも発電量は事故以来ずっと0のままです。
こんな事故を起こしながら、昨年10月以来、全く役立たずの理事や職員が辞職も減給もなしに高給をもらい続けている。
原発被災者の皆さんは、このことをどのように思いになりますか?
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